あいち県民の日

2023年11月27日

愛知県は、昨年県政150周年を」迎えたことを契機に、昨年の12月にあいち県民の日条例を制定し、11月27日をあいち県民の日と定めました。そしてこの日に合わせて「あいち県民の日記念式典」が愛知芸術文化センター愛知県芸術劇場第ホールで開催され、出席いたしました。オープニングでは「あいち県民の日ロゴマーク」最優秀賞受賞者の表彰式が行われました。

 

大村知事のご挨拶に続き基調講演があり、講演者として名古屋市立大学の千田嘉博教授が「愛知の城から歴史を読み解く」と題し、お話されました。千田先生はお城博士で、研究テーマは「城から歴史を解明するだけでなく、市民とともにいかに保存・活用していくかを考察」することで、中部圏の城への思いを熱く語っていただきました。

 

今年あいち県民の日に合わせて、11月24日に県内の9割の小中高の学校がお休みになる「ラーケーション」が行われました。「ラーケーション」とは、「学習」を意味するLearningと「休暇」を意味するVacationを組み合わせた造語で、子どもが休暇中の保護者とともに、学校以外の場でさまざまな学習活動を楽しんでもらうという意味が込められています。

 

統計によると、親の2人から3人に1人が土日に働いていることになるため、子どもたちの学校の休みと保護者の仕事の休みが合わない家庭があります。そのため愛知県は、ラーケーションを導入することで、子どもたちが保護者の休暇に合わせて、一緒に過ごせる機会を増やすとともに、保護者が有給休暇を取得するきっかけにしたいとして行いました。有意義なお休みが過ごせたと思います。